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よきこときく通信

残念な7歳児の子育てと観劇とお買いものブログ
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TOP座長公演コンサート ≫ 松平健「弁慶」3/19御園座 弁慶はオチャメさん。

松平健「弁慶」3/19御園座 弁慶はオチャメさん。

御園座も非常にみやすい劇場です。しかも下手側には花道が設置されています。
歌舞伎を生でみたことのない私には新鮮な客席。
客層は相変わらず年配の方が多いうえに日曜昼公演ということもあって団体客が入り
「ここは茶の間じゃないんだぞ」と声を荒げたくなるくらいおしゃべりも多かったのですが
まぁ老い先短いんだし(コラコラ)、やさしい心で。
どうせ2部のショーが始まったら、あまりの衝撃に声もでないだろうし。
とはいえさすがマツケンサンバ人気。若い女性客や親子連れなんかもいました。
開演前、爆笑したのが緞帳の説明。
『この緞帳はトヨタ自動車の提供です』みたいな。
で、あがったら、またそこにも緞帳がーーーっ
『この緞帳は松坂屋の提供です』
で、またその下にも緞帳がーーー!もう笑うしかないです。
何枚あるんだよ。結局全部で5枚ありました。

今回の演目は大河ドラマでも演じた「弁慶」ですが
前回好評だった「暴れん坊将軍」同様ミュージカル仕立てです。
時代劇でミュージカル?と思うでしょうが、意外とこれがはまるわけで…
今回の歌パートは傀儡集団が狂言回しになって説明する場面が多かったです。
傀儡(芸をして各地を回る自由な民。時代は違えど「吉原御免状」でもおなじみ)
だけあって衣装もド派手。かぶきまくってます。
真ん中にいる女性はもしや千葉のジャガーか?ココ参照)と思いきや
なんと鈴木ほのかさんでした。あまりに前衛すぎます。パンフレットの
かわいらしい写真を想像していたので腰抜けそうになりました。
奇しくもとなりの中日劇場では「レ・ミゼラブル」上演中。
ほのかさんは初演コゼットです。
昔のスケバンのような男勝りのほくろ(ほのかさん)ですが、弁慶にホの字。
しかし身分違いだと棟梁(峰岸徹)に諭されます。今回位置的にはエポニーヌですね。
ソロで歌うところもたくさんあってうれしかったです。
あ、傀儡たちのタップがあったのもびっくりでした。
さて、その昔まだ小僧だった弁慶は(さすがにここは健さんではない)
傀儡集団にかどわかされそうになった娘を救います。この子役の子が
すごくかわいいんですが「まーえまえー かたつむりー♪」
…おいおいそれは歌なのか???
子どもってたしかに音程とるの大変だと思うけど、キミのは音痴を通り越し
歌になってないではないか。中日劇場に行ってリトルコゼットちゃんの歌を
聞いて出直してこーい。子役とはいえプロなんだからそこんとこキッチリしてくれないと
お姉さんは許さんぞ。
ともかくそれから十年後、中宮徳子に使えていた玉虫(平淑恵)は偶然弁慶に再会します。
この弁慶のはしゃぎっぷりがもうかわいいのなんのって。
今回の松平弁慶は大河の流れもあってかかなりお茶目さんです。
客席が沸いたのは花道を大根かじりながら登場したとき。
花道は登場退場、ダンスなどかなり効果的に使われていました。

かわいい弁慶ですが、立ち回りは素手で、槍で、二刀流でといろんなパターンがあって
こちらも楽しめました。特に素手で戦うとこなんか、本当に払っただけで相手が
倒れちゃうので「あ~なんか山口バルジャンみたいだなー」と思いました。
山バルは時代劇向きなのかもしれない。
そんな弁慶がつかえる義経(幼名・遮那王)は中村繁之。
有名な五条大橋のシーンももちろんありました。かっこよかった。
義経と静のデュエットもあります。
さらにさらに1幕最後では追われる弁慶も宙乗りをします。
吊られる弁慶がすんごいうれしそうで笑いました。タッキーみたいよ!健さん!

しかし実の兄頼朝に追われることとなる義経主従。
玉虫と娘の今参りは自害します。そして一行は山伏姿で落ち延びます。
歌舞伎でも有名な安宅の関「勧進帳」の場面です。とめられた一行。
弁慶は機転を利かしニセの勧進帳を読み、主と気付かれないように
義経を打ちすえます。その後泣きながらひれ伏す弁慶、
義経一行だとわかっているのに通す富樫入道家道(磯部勉)。いい話です。
一行は花道を通って退出するのですが、このはけ方が歌舞伎流でかっこよかったー
翌月は御園座では松本幸四郎さんの「勧進帳」があります。本家もみたくなってしまった。
結局逃げおおせた一行は明るい未来を夢見ながら幕はおります。
観客はその後の悲しい末路を知ってるだけに悲しさ倍増。
立ち往生でラストなのもよかったけどなーと思ったりしましたが。

ミュージカルではあったものの、「暴れん坊将軍」より芝居要素が強く、さらに
物悲しい雰囲気でした。楽しかったけど座長公演だからもっとベタなお話でもいいかなぁと
個人的には思いました。あと健さんの歌もなかったのも残念。

Comment

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歌舞伎座も緞帳の説明があるだがね(インチキ名古屋弁)。
私が御園座に行ったのは3年前なのでよく覚えていませんが、
さすが名古屋、トヨタ贈呈の緞帳がありましたか!
それより上様(これも違う)の話しようぜ、私…。
2006年03月28日(Tue) 23:04
編集
1年間いろいろ観た結果、やはり上様の完成度は高いという結論に至りそうなこのごろです。
本家はチケットゲット済みですが、上様再見を考えたようか...
とーい目。
2006年03月29日(Wed) 08:19
編集
ピラ政さん
歌舞伎では普通なのですか?緞帳説明?博多座ではお目にかかったことないので衝撃でした。「何枚あるんだヨ」とつっこんでました。
ま、あれだけ説明してくれれば緞帳たちもうかばれることでしょう。
♪~ さん
ほかの演歌歌手の座長公演と違って「ヒット曲のない」座長公演ですからね。芝居はともかく歌部分は大変だと思うんですよ。しかしそれだからこそファンじゃない人でもたのしめるショーになってると思います。
2006年03月29日(Wed) 22:51












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