よきこときく通信

残念な6歳児の子育てと観劇とお買いものブログ
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「思い出を売る男」自由劇場6/25 なぜかなつかしい戦後の裏街

戦後の裏街が舞台のこの作品は、そのころを知らないのになつかしい気分にさせてくれます。
また相変わらず自由劇場という空間が見事に作品とマッチしてます。
ただでさえ少ない客席をはずして中央には舞台へと続くスロープがのびてたり
舞台セットもレトロな雰囲気出てて素敵です。
休憩ナシの1時間15分という短いお芝居ですが贅沢な作品でした。

サクソフォンを吹きながら思い出を売る男、田邊さん。
乞食の日下さんの話をニコニコ聞いたり、大徳花売り娘に語りかける姿は
非常に楽しそうなのですが
野村さんに対してはいきなり「僕ァ」と若大将な一人称だったり、
「またくるんだぜ」みたいなやたらナントカナンダゼみたいな
しゃべり方になるのが激しく似合わず、どういうキャラなのか
よくわかりませんでしたが、そういうつかみどころのない役だからこそ
難しい役なんでしょうね。

彼がまず会うのは大徳花売り娘。名前はハルミ。8歳。
全然違和感ないかわいいハルミっぷり。
いやー正直野村花売り娘が出てきたらどうしようと思ってましたが
それはそれで違和感ないような気もしたり。

次に会うのが出オチキャラことカエルタイツでヘビを巻きつけた
ドラムダンスの広告屋味方さん
口びるまで緑の味方さんは方向性を間違えたビジュアル系の人みたいでしたが
味方さんらしいあたたかくて愉快な広告やでした。

次にでてくるのが野村さんの街の女
これが、ひえええ酒やけですかっつーぐらいハスキーな感じの声になってて
いつも年齢不詳な野村さんだけど、今回は本当につかれきった感じの女に見事にみえて
すごくよかったです。綺麗なだけに今の境遇のつらさが倍増。
濱田さんもキャスティングされてるけど、やっぱりこの役はもっと年重ねてたほうが
哀しさが増すような気がします。昔の楽しかったころを思い出しながら
頬に涙が光る野村さん。戦後はこういう人がたくさんいたんだろうなぁと切なくなりました。

全編話すのは英語のみのGI金田さん。いやーこれまた軍服が似合う(軍服好き)
やっぱりアメリカの軍服はある程度上背があってが胸板とか厚くないと
着こなせないと思うんですけどサイコウでした。
今すぐタカラと提携してGIジョーならぬGI金田のフィギュアをつくるように
サングラスはもちろんとりはずし式で。
珠ちゃんジェニィと歌う「金髪のジェニィ」にウットリです。

日下さんは冒頭では加藤道夫さんと「思い出を売る男」の説明もしますが、
乞食はすばらしかったです。田邊さんもここのからみが一番よかった気がします。
それにしても前回公演でもやってるとはいえ、アンが終わって間もないのに
またこんなセリフの多い役で大変。

そこへやってきた一人の追われる男、黒マスクのジョオこと芝親分
戦争で傷を負った顔はオペラ座の怪人。そんな顔なのにやっぱりかっこいい芝さーーん。
自由劇場だとさらに芝さんのいい声が近くで響いてうれしいです。
そんな私は通路かぶりつき席。視界も良好。

出番はみんな少ないけど、舞台上では2人だけのお芝居なので本当に贅沢です。
また思い出が浮かぶシルエットが想像力をかきたてます。
ラストもいろんな解釈ができそうですが幸せになったとしても、
不幸で終わったとしても、どちらでも当時の日本の風景がみえるようで
哀しいようななつかしいような気分になります。

カーテンコールは出演者全員でテーマ曲を歌うのですが、
そのとき芝ジョオが野村さんと微笑んでいるのが舞台の続きみたいでよかったなぁ。
珠ちゃんも本編では後ろのほうで歌ってたときは
なんとなく金髪イマイチだわと思ってたんですが前にでてくるとすっごくカワイイの。
そして私は案の定ここへきてまたメソメソ泣いてしまいました。
何が悲しいわけでもないんだけど、心にしみるんですよね。
2階には若い団体さんもきてたんだけど
むしろこの話は年配の人にもっとみてほしいお芝居だと思いました。

そうそうムヒョンさんがいつの間にか福島さんになってました…。ついにムヒョンさんまで。
しかも寅さんみたいになってるし。あと半場さんと神保さんの酔っ払いがかわいかったです。
そして塩地さんは日下さんともどもアンからまたまた自由劇場すぐの登板。
塩地さんてセシルといいなんかこの手の役、似合うのでどんどん呼ばれそうですね。
ただ開口が気になりますけども。

金田さんのGIがめちゃくちゃハマリ役だし、多少の変更はあっても
だいたいはこのままで最後までいくんだろうなぁと思いつつ
またもや名前だけの柳瀬さんがもし思い出男だったら、あの若大将風味なところは
多分マイルスみたいな感じでGIはホイットフィールド船長だろうなと想像はつきました。
ぜひともその際は思い出男には「ナイミツ!」と返していただきたいものです。

思い出を売る男 : 田邊真也
広告屋 : 味方隆司
G.I.の青年 : 金田俊秀
乞食 : 日下武史
黒マスクのジョオ : 芝 清道
花売娘 : 大徳朋子
街の女 : 野村玲子
恋人ジェニイ : 西 珠美
アンサンブル : 神保幸由
         半場俊一郎
         福島武臣
         塩地 仁
シルエットの女 : 斉藤美絵子

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