よきこときく通信

残念な6歳児の子育てと観劇とお買いものブログ
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奇形人間!!

江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969日)
監督: 石井輝男
出演: 吉田輝雄
由美てる子
土方巽
葵三津子


この作品は江戸川乱歩全集という名前のとおり、ベースは
「パノラマ島奇談」と「孤島の鬼」でほかの乱歩作品もちりばめられています。
そもそも、前出の2作品がトンデモ作品なだけに、
MIXされたことでさらに大変なことに(笑)結果、日本では永遠にソフト化されない作品として
カルト的な有名作品になってしまいました。名画座などでたまに上映すると
かなり観客が集まります。この日も土曜日ということもあり、
幅広い客層でいっぱいでした。

医学生・人見広介はある日いきなり精神病院に閉じ込められる。
彼の過去の記憶は謎の子守唄だけ。抜け出した人見は手かがりを求め
移動する最中、自分とそっくりの資産家・菰田源三郎の死亡記事をみて
源三郎になりかわることを思いつく。

あまりの荒唐無稽なお話と過激な内容ばかり取りざたされますが、
実は原作にものすごく忠実。乱歩ワールドを真面目に映像化したら
こんなに笑えるシロモノになってしまいましたというある意味傑作。
また、お坊さんの由利徹,大泉滉のシーンで和んだり、
悲劇のシャム双生児の片割れが近藤正臣なのに
特殊メイクがすごくてぜんぜんわからないなどの見所もあります。

源三郎の父は手に水かきを持ち、離れ島に理想郷を作ろうとしている男なんですが、
この謎の島に突入してからさらに内容はパワーアップ。
原作のパノラマ島は資産を全部つぎこんでつくっただけに
インチキエロな桃源郷みたいな感じなんですが、
さすがにそこまでできなかったようで、
前衛パフォーマンスの島になってしまいシュールさ全開。

そして父を演じる舞踏家・土方巽の存在感がすごすぎて、
終盤の普通のお涙シーンがつまらなくなるほど。
しかし、奇形人間といえばコレ、衝撃のラストシーンです。
人間花火となりバラバラになった人体が
空中で「おかあさーーーーん」 完。
すっかり有名になったラストシーンですが、爆笑するもの、
呆然とするもの続出。

でも…おかあさーんとは言わないけど、これも原作どおりだから
むしろ乱歩好きとしては感動すら覚えました。

Comment

編集
パノラマ島奇譚も、孤島の鬼も原作読みました。
それが混ぜ混ぜなんですな?...むぅ..な映画そうね。

陰獣は映画見ましたケ?あおい輝彦が出てた...
犬神家の一族の後に出来た映画だと記憶してますが。

乱歩ものは、ある意味映像にするのが難しそう。
人間椅子なんかも、すいぶん色々映像になったけど、
どれもイマイチ...椅子に人間が入るという発想がもう
尋常じゃないから、それを並の人が映像にしようとすると..
やはりらしくないんですわ..。

それなら、思い切りバカやっちゃえば案外いいかも。
それは、この映画という事になるのかなぁ?....
2008年04月29日(Tue) 23:37
編集
じてネコさん
設定がそもそもすごいことになってますもんねー
乱歩ワールドは。あおい輝彦の陰獣はみてませんが
乱歩作品はかなり映像化されてるけど、
安っぽくなるか、変に美化されちゃうかで
原作は超えられないですね。奇形人間も安っぽいですが
今までみた乱歩もののなかではかなり好きです。
2008年04月30日(Wed) 00:20












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