FC2ブログ

よきこときく通信

残念な7歳児の子育てと観劇とお買いものブログ
2009年04月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2009年06月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2009年05月
ARCHIVE ≫ 2009年05月
      

≪ 前月 |  2009年05月  | 翌月 ≫

春のめざめ 自由劇場 5/9 その2

柿澤メルヒオール…柿澤シンバもライオネルもみてなくて
私のなかではたぶん柿澤さんはイケメン風船やさん(by人間になりたがった猫)以来。
上川一哉さんもメルヒにキャスティングされてるので
ライオネル=メルヒ枠?
じゃ…じゃあいとしの栗様(いわずとしれた栗原ライオネル)も
いけるんじゃない?
と一応主張しておきます。
世間がどんなにこどもにみえないよ!とつっこもうとも
私は菊池大作ともども支持したいと思います。
メルヒオールは頭がよすぎて、学校や社会の矛盾に若者らしくまっすぐに反抗するんだけど
人間としてはまだまだ未熟さもあるわけで、そこをただ上から押さえつけるだけの大人の態度に
ますます反抗心をつのらせていきます。実質メルヒが主役だと思うので難しい役だと思いますが
すごくよかったです。女の子たちのあこがれというのもわかる。
あと髪型のせいもあると思いますが、アンジャッシュ渡部さんに激似です。
…こういう知識がありすぎて雄弁なキャラだったら道口ライオネルでもいけるな。
お尻がみたいからとかじゃないですよ。だれもそこつっこんでないですか。
個人的には望月メルヒがみたかったーーとも思います。

三雲モリッツ…劣等生のモリッツ。要領悪いんだけどものすごくイイやつ。
ああいうハキハキしたしゃべり方ってシンバでは
気にならないんだけど、こういうストプレよりの舞台だとどうもひっかかる。
そもそもなぜこんなにセリフの多いモリッツにサンウンさんが
という気もしないでもないですが。キャラはあってるだけに惜しいなぁ。
しかし舞台が進むにつれ、このしゃべり方はモリッツらしいのかも…という気になってきました。
でもやっぱり訛りとキャラ設定は違うよなぁ。江畑ソフィだってあんなにセリフあるのに
全然訛り感じなかったし。ともかく全編カワイイサンウンモリッツですが後半の髪全立てが
特にカワイイの。あの髪形の変化もモリッツの内面を表してると思うんですが
東急ハンズとかに売ってる頭から芝がはえてくるリラックマみたい。

二人だけで無駄に長くなってしまいましたが、ほかのメンバーもすごくオモシロイですよ
私イチオシは白瀬ゲオルグ。BWのゲオルグや稽古写真ではメガネくんというイメージだけ
だったのですが、いざ本番の舞台にたつ白瀬ゲオルグのキャラの濃さに目が離せません。
頭頂部クルンと巻き上げた髪型がおそろしくカワイイです。歌もうまいし。
一和ハンシェンはいい感じにキモウザイです(笑)完全に狩野英孝キャラ。
そして竹内エルンスト。こちらの見た目はオードリー春日ですが、中身は純粋な男の子。
加藤オットーはモテないのが悩みのこれまた中学生日記な男子。
男子チームもいろいろ深刻な悩みがありますが、全体的には
頭の中はエロいことばっかりみたいなのは昔もいまも同じでおもしろかったです。

ベンドラの胸とかメルヒのお尻とかがつい話題になりがちだと思いますが
真に衝撃だったのは
中野今日子さんのお色気シーンと
志村要さんのダンシングシーン
だと思います。
いやーダンシング志村は必見。それまでの大人の演技に圧倒されてただけに爆笑しました。
大人の男女は衣装替えもなくいろんな役をこなすんですが、さすがでした。
この舞台は若手ばかりだから締まります。
ラストの歌の前で終わったほうがストーリー的にはしっくりくるんですが
そこはミュージカル。全員で歌うSong of Purple Summerでやっぱりホロホロ泣けてきて
ステージシートに座ってなくてよかった…と思いました。
レ・ミゼラブルのエピローグみたいな感じでやはり最後はこう終わりたいものです。
新しい四季の可能性をみた一方で、こういう勢いのあるミュージカルは歌パートがノリノリだけに
セリフパートの開口がちょっと気になりますが、客席ともども公演が続くにつれ
どんどん盛り上がりそうでまたしばらく時間をおいて観にいきたいと思います。

そうそうアンサンブルさんが客席に一緒に座ってるんですけど、
あれいきなり歌いだすからステージシートの人たちは軽いドッキリ気分。
顔があんまり見えないのが残念ですが、前にでてくるナンバーもあるし
かっこよかったです。
ベンドラ : 林 香純
マルタ : 撫佐仁美
イルゼ : 金平真弥
アンナ : 松田佑子
テーア : 有村弥希子
メルヒオール : 柿澤勇人
モリッツ : 三雲 肇
オットー : 加藤 迪
ハンシェン : 一和洋輔
エルンスト : 竹内一樹
ゲオルグ : 白瀬英典
大人の女性 : 中野今日子
大人の男性 : 志村 要
【男性アンサンブル】
伊藤綾祐
南 晶人
【女性アンサンブル】
玉石まどか
勝間千明

春のめざめ 自由劇場 5/9 その1

GWなどはさみまして、まだかいてないのが
・JCS名古屋本編
・三文オペラ
・アンデルセン本編&リハーサル見学会

とあるのですが、これらはひとまず置いといて、春めざ本編について。

「春のめざめ」は浅利さんが上演に反対だったのもうなずける
四季にはないタイプのミュージカルでした。
内容的に客層が限られる、ディズニーミュージカルに比べ地味、
経営者としては二の足を踏む作品だと思います。
でもその曲や演出は一度見たら「またみたい!」「演りたい!」と思わせてくれることも確か。
RENTをみたあとのような高揚感に似た感じ。特に年齢が若い人ほど感じる部分が多そう。

舞台は19世紀ドイツだけど、現在ではこの内容もそんなに衝撃的ではないと思います。
でも少年少女たちがかかえている悩み、親との関係などはそのまま今の若者たちにも
つながると思います。「アンデルセン」はぜひとも小さな女の子のうちにみておきたかったー
と思ったけど、この作品はぜひとも全国の高校生にみてほしいなー。

セットの転換はなく、ぐるりと囲んだ壁の前にバンドさん、両脇にステージシート。
イスは学校の椅子と同じで、出演者も同様に同じ席に座ります。
そのつど中央に自分で椅子をもっていったりひっこんだりというのも楽しい。
シンプルだけど手の込んだ素敵なセットです。
壁に飾ってる肖像画や標本をひとつひとつみててもおもしろかった。

まだ開幕したてなんで各キャラクターについてだけ感想を書きます。
とはいえ内容についてもふれちゃうこともあると思うのでネタバレいやな方はここまで。
女子チームはみんなかわいいんだけど、あまりにも男子チームのキャラがたちすぎなので
とりあえず女子チームからさらりと。

林ベンドラ…女子チームの主役的キャラはこちら。
林さんは小さくてぽよぽよしてて最後まで純真でかわいいベンドラでした。
知識も少なく、何もわからないままに流されてしまうのは今の若い子にも
よくありそうなことで。
一方、早く大人にならざるをえなかった撫佐マルタ金平イルゼ
特にイルゼはベンドラたちの幼馴染とは思えないほど見た目も大人で、
ほかの女子チームと比べると退廃的な雰囲気で切なくなります。金平イルゼすごくよかった。
ところで最後、そこで客に交じって座ってないでメルヒに教えてやれよーと思ったんですが…。
しっかりものの松田アンナや男の子にあこがれる有村テーアはごくごく普通の女子。
いつの時代も女の子は集まればみんなこんな感じ。
「毎度お騒がせします」的な男子チームには結構笑ったけど、
女子チームのほうは同じ女性としてその悩みや葛藤に心が痛むし、やはり衝撃を覚えました。
なんだかもうつっこみどころ満載キャラたち祭りの男子チームへ続く。