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よきこときく通信

残念な7歳児の子育てと観劇とお買いものブログ
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ボルベール <帰郷> バッド・エデュケーション

見逃してたボルベールが再映されたので行ってまいりました。
高田馬場の早稲田松竹では1月18日までペドロ・アルモドバル監督特集をしています。
「バッド・エデュケーション」と2本立てだったんですが、この並びはよかったーー
どちらもあっと驚く展開と愛憎うずまく内容で、よく似てるんだけどアルモドバルを
堪能するには最高の2本でした。

ボルベール <帰郷> (2006西)
VOLVER

監督: ペドロ・アルモドバル
出演: ペネロペ・クルス カルメン・マウラ
ロラ・ドゥエニャス ブランカ・ポルティージョ

ペネロペ・クルスがとにかく綺麗。見た目の美しさももちろんですが、
生活感がちゃんとあって、一生懸命働く母の美しさなんですね。
かなりヘビーな事件がまっているんですが、女性たちのたくましさに、なんかそれ自体
どうでもよくなってしまうというか、あくまでもエピソードのひとつになってる
ということがすごい。女性は強い。そして美しいということをあらためて感じました。

バッド・エデュケーション (2004西)
LA MALA EDUCACION
BAD EDUCATION

監督: ペドロ・アルモドバル
出演: ガエル・ガルシア・ベルナル フェレ・マルティネス
ハビエル・カマラ ルイス・オマール

この監督センスがいいなぁとおもうのはタイトルバックで、この作品のコラージュっぽいのも
すごくかっこよかった。
さて、ボルベールが女だらけの映画ならこの映画は男だらけの映画です。
というか男しか出てきません。男同士の愛と憎しみと過去。
久々に再開したイグナシオとエンリケ。イグナシオの書いた
脚本によって過去の記憶がよみがえります。
このリアルなゲイ描写とかみてるとあのセンスのよさといい、監督自身が組合員なのかなー


この2本。まったく別の映画でありながら、ヘビーな過去を持つ点や、
それが明らかにされていく過程などすごく似てます。
そしてサスペンス的な展開だったりするのに人間ドラマとしても秀逸。
またスペイン語が耳に心地いいんですね。

祝日ということもありますが館内は満員に近く、アルモドバル人気の高さを感じました。
早稲田松竹は今月末は「未来世紀ブラジル」の上映もあるし、
今後のラインアップも期待してます。