FC2ブログ

よきこときく通信

残念な7歳児の子育てと観劇とお買いものブログ
2007年10月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2007年12月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2007年11月

「ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスクバージョン」京都劇場10/2 ②みんなで歌おうスンラユダのテーマ

えー本題に入る前に、ふれておかなければならないこと。
村ピラトいわずとしれたすばらしさ。「おぉーー前がーーのぞむのーならー♪」
からの盛り上がりは鳥肌立ちます。珠美マリアは高木マリアのような
ザ・女っぽさのない花代マリア的癒し系かと思いきや、
「私はイエスがわからない」での笑みが意外とニヤリ笑いでなんかたくらんでるのかと一瞬思いました。
あと賀山ペテロはウィーン少年合唱団にいてもいいくらい
野菊のようなたたずまいと声でした(意味不明)

さて、本題。前髪が厚くなったように見えたやな神さま、
そして80年代アイドル髪型になってたスンラユダ。
それはすべてここの伏線でありました。
「最後の晩餐」
見捨てるだろおーーと歌うやな神さまに、思わず「うごぁぁぁぁ」と声を出して
「それはオイラです」ということがバレバレのスンラユダ。
スンラユダには上出さんとか松元さんというユダ派がいて、
多分京都でも地味にジュースとか買い与えてるのかもしれませんが、
スンラユダにとっては派閥や仲間なんか実はどうでもよく、
やな神さましか見えていないわけです。
なりふりかまわず抱きつくとその肩を一度は押しとどめるやな神さまですが、とにかく必死にしがみついているので思わず
頭をぐっとかき抱きました。しばらく抱きしめつつも思いを振り切るかのごとく、勢いよくふりほどくやな神さま。
うずくまるスンラユダに崩れ落ちるやな神さま。切ない!あまりにも切なすぎます。

どの神ユダコンビでも一番の名シーンだと思うんですが
スンラユダ限定でここで流してほしい歌。
銀貨をもらったスンラユダに近づくやな神さま(イントロ)ユダ、神さまの視線に気づく(呼吸を止めて一秒あなた真剣な目をしたから)目をそらせないふたり(そこから何も聞けなくなるの 星屑ロンリネス)
星屑ロンリネスってまさに乙女で繊細なスンラユダっぽい単語じゃなくて?

そう、このシーンの裏テーマ曲は岩崎良美の「タッチ」なのです!

スンラユダの顔には涙が一筋 
でもやな神さまは「落ちた涙もみないふり」なのですよ。
すれ違いや回り道を繰り返しつつも
スンラユダのあなたからータッチ♪手を伸ばして受け取ってよの
メッセージを受けてのかき抱きなんですよ。
ちなみに2番では「知りすぎてるあなたに思いが空回り」って
歌詞がでてくる。まさかこんなにこの歌詞がハマるとは。
そういえばあのやな神さまの前髪も当時の岩崎宏美にみえてきた…強引に。でも「聖母たちのララバイ」はどっちかっていうとマリアの曲ですよね。「さあ眠りなさい」だし。

と、超脱線しつつ、感動にふるえたまま(タッチ脳内で歌ってたくせに)
カーテンコールに突入。
やな神さまはカテコではにっこりいつもの柳瀬さんに戻って、優雅に手を
振っていたのですが…スンラさんが…袖から足取りも重く、うつむきながら
やっとの思いで出てくる姿に涙。もう歩くのもツライって感じ。
場内は大盛り上がりでスタオベで何度も明るくなり、柳瀬さんは口パクで
「どうもありがとうございましたあ」って応えていたんですが…
スンラさんが今にも死にそう。拍手しつつもこれ以上呼ぶのもどうかと思うくらい。それでも客席の盛り上がりとブラボーの声にスンラさんも弱々しい笑顔でにっこり。
柳瀬さんはひとりカテコのあとは、袖で大きく両手を
あげてバイバイしてくれたのですが、スンラさんも手ふってくれました。
でも顔の横に手あげるのが精一杯。

すっかり完成形のユダをみせてくれたスンラさんですが、スンラさんのユダは
完全燃焼燃え尽き系の弱いユダだけに本当に燃え尽きそうでそれだけが
心配です。スンラさんを筆頭に、おなかは薄いわウエストはくびれてるわの
やな神さま、テンション高いアンサンブルの皆さん、高度な歌唱力を毎回
求められるほかの方々、この舞台をこなすことは全員にとって苦行ではなかろうかとも思うわけですが、その結果は客席にも十分すぎるぐらい伝わってきて、
「感動した」とかそういう月並みな感想ではなく、「すごいものをみた」としか
伝えられないのが現状です。それが毎日なんだからなぁ…。

あ、そうそうチューするときはスンラユダ、ガバーブチューと勢いよく
抱きついたものの、離れるときは腕に手をすべらせ、
しばらく静かにやな神さまの手を握ってました。
どんだけやな神さまのことが大好きなんだと。
でもこうするしかなかった弱いユダ…ジーザスが死んだあとは
罪の呵責とかそういう次元ではなく、本当に生きていくのは
ムリだったのでしょう。「愛したのかーーー」の叫びが
突き刺さります。
ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ!スンラユダはウサギなんだよ(あまりにも突拍子もないたとえにジブンでも混乱)


本編はもうしばらくみられないのであますところなくみなければというのと
息ができないくらいの緊張感でみていたのですが、大阪に向かう列車内で
じわじわきて泣きそうになって困りました。この演目はいつも見終わったあとに
ブワーーと泣けてきます。いろいろ考えることも多いし。

本当にありがとうJCSカンパニー!そしてどこまで進化するのかJCS