よきこときく通信

残念な6歳児の子育てと観劇とお買いものブログ
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マハゴニー市の興亡 9月11日 KAAT神奈川芸術劇場 その2

ベルトルト・ブレヒト、クルト・ヴァイルのコンビといえば
「三文オペラ」これは私もいろんなバージョンをみました。
この作品も初演は1930年。出てくる人全員悪人というアウトレイジな話ながら
過激な現代の舞台を見慣れた今では悪事は思ってたより地味といった印象。

キャストはなんといってもまず山本くん



だそうで、とにかく聴かせてくれます。あと上半身の鍛え方がすごい!
TVでみるよりずっとムキムキしてました。
そして私の一番のお目当てはもちろんこの方
古谷一行さまーーーー
1977年の横溝正史シリーズの金田一として永遠に私の中ではレジェンドです。
そんな古谷さんをこんな間近で…感涙。最近ではカップヌードルのCMで
復活してましたが。

この古谷さん、上條さん、ミエさんの存在感素晴らしかった。
特にミエさんですよ。音楽劇というだけにかなり歌うシーンがあるのですが
御年70歳とは思えない歌唱力に圧倒されました。
またこれが難しい歌ばかりなんだけどサラーっと歌うんだ。

女性陣は全員娼婦なのでみなさん衣装は露出が多いし、
きわどいシーンもあるんですが、ステージシートに小学生女子ズが座ってて
大丈夫かしら…とひとごとながら心配に。
情操教育って大事だけどリトル・マーメイドとかのほうがよくない?
この話全然救われないし。

さて、昼は生山本くんを間近でみて、夜は「真田丸」の関ケ原の戦いを家でみることが
できるぞという幸せな一日でしたが、そこはミタニン。本能寺の変と同じくあっさり終わらせ
「うぉおおおおおおい!三成はーーーー」とひとり突っ込む私でありました。



これをみて三成に思いをはせる。



作:ベルトルト・ブレヒト
作曲:クルト・ヴァイル
翻訳:酒寄進一
演出・上演台本・訳詞:白井晃
音楽監督:スガダイロー
振付:Ruu

【出演】
山本耕史 マルシア
中尾ミエ 上條恒彦 古谷一行

細見大輔 櫻井章喜 辰巳智秋 
Ruu 伊勢大貴 加藤義宗 岸田研二 木村雅彦 今野晶乃 
SALLY 鈴木崇乃 遠山悠介 長友郁真 NAMImonroe 
野沢聡 橋本由希子 早瀬マミ 村田慶介 薬丸翔 
山﨑将平 吉田哲也 立崇なおと


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マハゴニー市の興亡 9月11日 KAAT神奈川芸術劇場 その1

芸術監督に就任した白井晃さんが、
「東京の劇場とは一線を画した、特色のある独特な劇場にできれば」
ということで演出したこの作品、神奈川芸術劇場ならではの面白い舞台の
使い方でした。
客席と舞台には段差がなく、さらに舞台上にもマハゴニー市民席という客席があります。
マハゴニー市民席のお客さんには事前にマハゴニー市民憲章が配られ、
ポジション移動、休憩中の市内を自由に歩く権利、金銭の授受の権利、デモへの参加、
市内のモノにはさわらないでね等々書かれています。
結果からいうとそんなに巻き込まれません(笑)


劇場全体をひとつの街ととらえ、観客もまた市民として演劇に参加します。
「市民」たちは否応なく物語に巻き込まれ、演出プランによっては重要な使命を帯びる可能性もあるのです。

とか書いてあるからドキドキしてたのにー
ただステージシートとしては最高です!整理番号が後ろのほうだと
演者の背中ばかりになってしまうのかなと思いますが、とにかく俳優さん、
ダンサーさんが近い!すごい迫力でした。
売春斡旋と詐欺の容疑で指名手配中の逃亡犯、ベグビック(中尾ミエ)、ファッティ(古谷一行)、モーゼ(上條恒彦)が
乗っていたトラックが荒野でとまってしまう。三人はそこに「マハゴニー」という街を作ってやって来る男たちから
金を巻き上げようと考えた。ア ラスカで樵をしていたジム(山本耕史)、ジャック、ビル、ジョーの4人の男たちは、
貯めたお金を持ってマハゴニーにやってくる。
舞台のメインはこの3人がのってくるトラックというかピンクのオープンカー。
バーカウンターにもなります。舞台自体はほぼ何もなくてフラットなんですが
前方はいくつか浅い穴があいていて、そこに俳優が隠れたり、出入りすることができる仕様。
あとはモニターと後方に大きなスクリーンがあります。
圧巻だったのは、客席つぶしてるから舞台広いなーなんて思ってたら
さらに最後このスクリーンまでなくなって後方まで50メートルにわたる奥行きのある
舞台になったこと。これこそ神奈川芸術劇場ならではの使い方です。
それから音楽劇だけあってスガダイローさんの音楽とバンドさんが素晴らしかった。
キャストさんについてはまたあとでかきます。
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KERA・MAP#006『グッドバイ』 世田谷パブリックシアター 9月19日

昭和23年、小説「グッド・バイ」は、太宰治が新聞連載を予定し
13回分まで書いた時点で入水自殺を遂げ、絶筆となった。
田舎に妻子を残し単身東京に暮らす男・田島周二(仲村トオル)は、
雑誌編集者という体裁の裏で闇商売でしこたま儲け、
はたまた何人もの愛人を抱えているという不埒な男。
しかし一転、妻子を呼び寄せ闇商売から足を洗い、
真面目に生きようと愛人たちと別れる決心をする。
田島が愛人と別れるため手を組む美女・キヌ子(小池栄子)
彼の多くの愛人たち、そして彼らを取り巻く人々をKERAが新たな視点で描き出す。


ケラさんの新作は太宰の「グッド・バイ」をスクリューボール・コメディに
仕立て上げたもの。このスクリューボール・コメディというのは
主に1930年代から1940年代にかけてアメリカで流行した
ロマンティック・コメディ映画群のことだそうですが、女にだらしなくて
でも優しすぎるダメ男田島にイライラしつつも、結局ホンワカした気分で
ラストをむかえられるといった本当に幸せな舞台でした。

今回もキヌ子こと小池栄子がうまい!
何をしてもうまいけど特にコメディは素晴らしいと思う。
そして正妻水野美紀のおばちゃん風リアクションも笑えました。
友近のコントにでてくる人みたいだった。
相変わらず上演時間は長くて、正直この内容ならもっと短くしても
いいはずだけどなーと思いつつも、気持ちよく終わったからまぁいいか。
みなさん何役もやってますが、池谷のぶえさんは何やっても最高でした。
特に娘がよかったなー、ゲラゲラ笑ってたけど最後泣きそうになった。
未完だけど原作に忠実で、もともと原作自体面白いので
その後の展開も無理なく入っていくことができました。


原作:太宰 治(「グッド・バイ」)
脚本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

仲村トオル 小池栄子
水野美紀 夏帆 門脇 麦 町田マリー 緒川たまき・
萩原聖人 池谷のぶえ 野間口 徹 山崎 一

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黒蜥蜴 東京芸術劇場プレイハウス 8月5日



美輪さまの「黒蜥蜴」が最後になるということで行ってまいりました。
美輪さんの舞台は「毛皮のマリー」以来です。

社交界の花形にして暗黒街の女王、左の腕に黒蜥蜴の刺青をしているところから、
その名も〈黒蜥蜴〉と呼ばれる美貌の女賊が、大阪の大富豪、岩瀬家が所蔵する
日本一のダイヤ「エジプトの星」を狙って、大胆不敵な挑戦状を叩きつけてきた。
妖艶な女怪盗と名探偵明智小五郎との頭脳戦は、
いつしか立場の違いを越えた淡く切ない感情へと発展していく。


なにしろ乱歩原作三島脚本ですから、それはそれは濃い仕上がりです。
ストプレにも関わらず休憩2回の3時間半。でもあっという間でした。
三島本人からのラブコールで丸山明宏時代から演じている美輪さんの
存在感というか全てが黒蜥蜴だなぁと。
というのもこの舞台、演じているだけでなく演出、美術、衣裳まで美輪さんが手がけています。
舞台にでてくるたびに変わる豪華な衣装、舞台装置、美輪さんの美意識が
ひしひしと伝わってきます。
探偵対女泥棒、ともすれば安っぽいエンターテイメント作品になりそうな感じもしますが
妥協しない豪華セットに三島の美しすぎるセリフで重厚な作品になっています。
が、一歩間違えばヤバくなりそうなひとつが
功績のあった部下に「爬虫類の位をさずけ、
これから「青い亀」という由緒のある名で呼ぶことにします。」
とか真顔で言っちゃったりするんですよ。嫌だそんな名前。
あと人間剥製部屋とか。
まあ乱歩だもんなー

ただ気を付けないといけないのは、この無駄に長いから冗長ととらえる人もいるであろう
三島台詞を客に飽きさせないで3時間みせることができるかということ。
黒蜥蜴と同じくらい重要な明智小五郎。気障で自信家でどこまでも追いつめる。
愛人・雨宮役もやっていた木村彰吾さんが今回演じましたが
(というかここずっと美輪さんの相手役木村さんよね)
美輪さんがあまりにもすごいのでかすんでしまう。本当に難しい役だと思います。

あと出演俳優さんたちの多さにびっくり。アンサンブルさんたちは
何役もやっているんだろうと思っていたら、通行人くらいの役までしっかりいました。
美輪黒蜥蜴最後は残念ですが、確かにこれは体力的にも大変だろうなと。
さて、次を引き継ぐのは誰になるんでしょうね。

原作江戸川乱歩
脚本三島由紀夫
演出・美術・衣裳 美輪明宏

出演 黒蜥蜴 緑川夫人 美輪明宏 
名探偵・明智小五郎 木村彰吾 
黒蜥蜴の愛人・雨宮潤一 中島歩 
令嬢・岩瀬早苗 團遥香 
青い亀 白川和子 
宝石商岩瀬 原金太郎 
江上真悟  城月美穂 高森ゆり子 
小林香織 プリティ太田 赤星満/大野俊亮 
小林永幸 根間永勝 真京孝行 大曽根徹 
金井修 斉藤和彦 松之木天辺 小山晶士 
堀之内良太 由佐憲靖 奥田海星 迫田圭司 
安田明彦 小手伸也 小川信太郎 山田崇太郎 
岡山甫 越川栄策 ほか

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海をゆく者 パルコ劇場 2014年12月20日

愛すべきダメ男たちのクリスマスイヴ。
5枚のカードに託された男たちの運命とは・・・。

作 コナー・マクファーソン
訳 小田島恒志
演出 栗山民也
出演 小日向文世 吉田鋼太郎 浅野和之 大谷亮介 平田 満

出演者をみただけで、絶対行こうと思ったこの作品。
小日向さんが出てくるまでがちょっとダラダラ長かったけど、
その後の展開はものすごく面白かった。
アイルランドのダメおじさんたちの日常舞台かと思いきや実はファンタジーという
驚きの展開。最後がもう「うっそー」みたいなオチで笑いました。
この舞台と「国民の映画」と2014個人的最優秀男優賞は小日向さんで決まり。
なんだかブレイク中の吉田さんのお尻まで見られました。ありがたい…のか?
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